心に残る花束・ブーケの選び方とお手入れのコツ|季節を彩る花のある暮らし

季節の移ろいを感じるとき、誰かへ感謝やお祝いの気持ちを伝えたいとき、花束やブーケは言葉以上の想いを届けてくれます。東京都三鷹市で草花をお届けしているWeligです。

お祝いの席や日々の何気ない贈り物、あるいは自宅のリビングを彩る一輪まで、花の持つ魅力は日々の暮らしに穏やかな時間をもたらしてくれます。しかし、いざお花屋さんへ足を運んでみると、「どのような組み合わせが良いのだろう」「相手に喜ばれる色合いはどんなものだろう」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。

この記事では、季節ごとの彩りや贈るシーンに合わせたブーケの選び方、そして手元に届いた花を長く美しく保つための工夫について詳しくご紹介します。

心に届く花束・ブーケの選び方と季節を取り入れたコーディネート

花束を受け取った瞬間の笑顔を思い浮かべながら花を選ぶ時間は、贈り主にとっても心温まるひとときです。相手の好みや部屋の雰囲気に調和するブーケを仕立てるには、季節感や色合いのバランスを意識してみると良いでしょう。

例えば初夏から盛夏にかけての時期であれば、まぶしい陽射しに映えるひまわりをメインにしたブーケが人気を集めます。夏の誕生日に元気な印象を届けるプレゼントとして、鮮やかな黄色に落ち着いたグリーンや野草のような風合いの小花を添えると、大人っぽく洗練された表情に仕上がります。ひまわりだけでなく、実ものや少しスモーキーな葉ものを添えることで、鮮やかさの中に深みが生まれます。

また、秋の気配が漂う季節には、落ち着いたトーンのシックな草花を取り入れたスタイルが目を引きます。ウェディングブーケでも、こっくりとした深みのあるボルドーやマスタード、あたたかみのあるテラコッタカラーを取り入れた秋婚のコーディネートは、ドレス姿をぐっと引き立ててくれます。季節の移り変わりに寄り添う植物を織り交ぜることで、その時期ならではの特別な空気感をまとうことができます。

近年では、インテリアになじみやすいくすみカラーのブーケも注目されています。彩度を抑えたモーヴピンクやアンティークベージュ、グレーがかったグリーンなどは、お部屋の壁や家具とも調和しやすく、日々の暮らしに自然と溶け込みます。生花のフレッシュな瑞々しさはもちろんのこと、少しニュアンスのある色合いを意識して選ぶと、花束全体の印象が上品にまとまります。

花束をオーダーする際には、贈る相手の好きな色や普段の服装、お部屋のインテリアのテイストなどを思い浮かべてみてください。具体的な花の名前が分からなくても、「落ち着いた優しい雰囲気で」「野原から摘んできたような自然な印象で」といったイメージを伝えるだけで、フローリストはその世界観を形にしてくれます。

贈り物のシーン別に選ぶ花束のアイデアとお手入れの工夫

お祝いや節目の行事には、その場にふさわしい配慮や工夫を凝らした花束を選びたいものです。シーンごとのポイントを押さえておくことで、受け取る方にも負担をかけず、純粋に花の美しさを楽しんでいただけます。

例えば、職場でお世話になった方を見送る退職祝いの花束では、50代の女性へ贈るなら華やかさの中にも品格が感じられるおしゃれな仕立てが喜ばれます。若々しすぎる色使いよりも、淡いグラデーションや落ち着いたアンティークトーン、質感の異なるリーフを組み合わせると、大人の女性にふさわしい上質感が漂います。持ち帰りの際の持ち歩きやすさを考慮し、長すぎる丈よりも手頃なサイズ感のラウンドブーケにするなど、帰り道の負担を減らす気配りも喜ばれるポイントです。

また、長寿や日頃の感謝を伝える敬老の日の花束では、孫からの贈り物として優しくあたたかみのあるおしゃれな色使いが好まれます。和の空間にも洋の空間にもなじむ小菊やリンドウ、あるいはふんわりとした秋の草花を組み合わせることで、おじいちゃんやおばあちゃんの気持ちを和ませる温もりのある仕上がりになります。

人生の特別な瞬間であるプロポーズの花束では、赤いバラなどをたくさん束ねた豪華なブーケが選ばれる場面もあります。バラが100本近くあるような大きな花束は重さもボリュームもあるため、事前の持ち帰り方の確認が欠かせません。車で移動するのか、会場から配送を手配できるのかなど、受け取ったお相手が困らないような配慮をしておくと安心です。

せっかくいただいた花束は、少しでも長く楽しみたいものです。特に気温が高い時期には、夏の花束を日持ちさせる方法を知っておくと役に立ちます。お家に持ち帰ったら、まず茎の切り口を水の中で少し斜めにカットする「水切り」を行い、茎の導管に水を行き渡らせやすくします。花瓶の水は毎日取り替え、茎のぬめりを軽く洗い流すことで、雑菌の繁殖を抑えることにつながります。直射日光やエアコンの風が直接当たらない涼しい場所に飾ることも、花を疲れさせない秘訣です。

長く楽しむための工夫とドライフラワー・スワッグへのアレンジ

生花としての瑞々しい美しさを堪能したあとも、形を変えて長く楽しむ方法があります。特に思い出深い記念の花束やウェディングのブーケは、そのまま枯らしてしまうのが惜しいと感じることも少なくありません。

結婚式の花束を長く手元に残したい場合、アフターブーケとして押し花や立体的なボックスに加工・保存する専門技術も広く知られています。プロの手によって加工されたブーケは、数年先まで色鮮やかな思い出としてお部屋に飾っておくことができます。

また、ご自身の手で手軽にできる方法として、ドライフラワーのブーケやスワッグの作り方に挑戦してみるのも一案です。スワッグとは、草花を束ねて逆さに吊るす飾りのことで、壁やドアにかけるだけでナチュラルなインテリアアクセントになります。花が完全に開ききる前の新鮮なうちに風通しの良い日陰に吊るしておくと、比較的色が綺麗に残りやすくなります。

オーストラリアのネイティブプランツ(オージープランツ)に代表されるようなワイルドフラワーは、もともと乾燥に強く、ドライにしても美しい姿を長く保てる特徴を持っています。バンクシアやプロテア、ユーカリなどのユニークな形や質感は、生花のときとはまた違った力強さとアンティークな魅力を放ち、長く愛着を持っていただけるはずです。

日々の暮らしの中にほんの一輪の花があるだけで、朝の光や夕暮れの影が少し違って見えてくることがあります。自分へのささやかなご褒美として、あるいは大切な誰かの笑顔を思い浮かべながら、季節の草花を選んでみてはいかがでしょうか。

三鷹の店舗では、オーストラリア生まれの個性的な草花や季節の花々を取り揃え、日々の一輪から特別な贈りものまで心を込めて一点ずつお仕立てしています。お近くへお越しの際は、ぜひお気軽にWeligへお立ち寄りください。ご相談やお好みに合わせた花束のご注文は、InstagramのDM(@welig_mitaka)や店舗へのお電話(0422-66-2280)でも承っています。季節の草花とともに、皆さまとの出会いを心よりお待ちしております。