式典を彩る壇上花の選び方とマナー!創立記念や秋の叙勲など季節ごとのポイント
Weligです。東京都三鷹市で個性を大切にした草花や、オーストラリア原産のネイティブプランツなどを中心に扱っている花屋です。
創立記念式典や敬老会、大学の卒業式、秋の叙勲など、人生や企業の節目となる大切な場面では、会場の雰囲気を一段と引き締める装飾が欠かせません。中でもステージの上で最も存在感を放つのが「壇上花(だんじょうか)」です。登壇される方の挨拶や表彰の場面において、背景や演台の横を華やかに彩り、参加される皆様の印象に強く残る役割を担っています。
しかし、いざ準備を担当することになると、「どのような大きさや色合いを選べばよいのか」「予算やボリューム感はどのように考えればよいのか」「夏の暑い時期や特定の式典でのマナーはどうなっているのか」といった疑問や不安をお持ちになる方も少なくありません。
今回は、式典の格式や季節に合わせた壇上花の選び方、失敗しないためのサイズ感やマナー、式典後の活用法までを詳しく解説します。
式典の壇上花を選ぶ際の基本知識と演台に合わせたサイズ感
式典全体の印象を大きく左右する壇上花ですが、ただ華やかな花を並べればよいというわけではありません。会場の広さや演台の配置、登壇者の立ち位置との調和を考慮して配置することが求められます。
・演台と壇上花のサイズバランス
演台の脇に飾るのか、ステージの両端にスタンド形式で配置するのか、あるいは演台の上に小ぶりなアレンジメントを置くのかによって、必要なボリュームや高さが変わります。一般的な演台脇に設置する大振りの壇上花であれば、高さは1メートル強から1.5メートルほど、横幅も80センチから1メートル前後の立体感を持たせることが多いです。この時、壇上花のサイズや式典の演台とのバランスを計算し、登壇される方の顔やマイクが隠れてしまわないよう、正面からの視線を遮らない高さ設計が求められます。大きなホールや体育館などの広い会場では、遠くの客席からも花がはっきりと見えるよう、存在感のある大輪の花や枝物を大きく使った構成が好まれます。
・予算や相場の考え方
式典の規模や会場の広さによって用意するお花のボリュームは幅広く変わります。企業主催の創立記念式典での壇上花相場は、会場の格式に合わせて豪華なボリュームを持たせるケースが多く見られます。一方で、地域で開催される敬老会式典での壇上花予算は、限られた予算の中でも参加される皆様に親しまれる温かみのある配色で工夫されることが一般的です。事前に会場の広さと壇上の配置を花屋に共有しておくことで、希望の範囲内で効果を生み出す仕上がりを相談できます。
・式の後に喜ばれる持ち帰り用のラッピング配慮
式典が終わった後、飾っていたお花をそのまま処分してしまうのは大変惜しいものです。壇上花を持ち帰り用として活用したい場合は、式が終わった後に切り分けて参加者や来場者、スタッフへ小分けのミニ花束として配れるよう、事前に花屋へ相談しておく方法があります。式典壇上花の持ち帰り用ラッピングとして、一連のアレンジメントを構成する段階から小分けにしやすい一輪挿しや小さな束の集合体にして組んでおいたり、あらかじめ小分け用のラッピング資材や持ち帰り袋を用意してもらったりすることで、式の終了後も速やかに配布できます。
・生花と造花やレンタルの特徴
近年では、遠方での開催や長時間の展示、あるいはコスト面の調整などの理由から、式典壇上花でレンタルや造花を利用する選択肢も検討されることがあります。造花やレンタルは枯れる心配がなく、事前の搬入が容易であるという利点があります。しかし、式典という格式高い祝宴の場においては、生花が放つみずみずしさや芳醇な香り、その季節にしか出回らない旬の植物が持つ力強さが、会場全体にピンと張り詰めた清涼感と祝祭感を与えてくれます。特に贈呈や持ち帰りを前提とする場合は、やはり生花での仕入れや制作が選ばれる傾向にあります。
季節や用途に合わせた式典の壇上花とマナー
式典の種類や開催される季節、趣旨によって、ふさわしい花材や色使いのルールが存在します。マナーを押さえつつ、その季節ならではの魅力を取り入れたデザインを目指すことがポイントです。
・夏の式典での日持ちとひまわりの活用
気温が高くなる季節のイベントでは、花のもちが懸念点となります。式典壇上花を夏に用意する場合、日持ちが良い長持ちする花材を選ぶ工夫が必要です。例えば、夏を象徴する代表的な花であるひまわりは、明るく前向きな印象を与えるため、創立記念や各種表彰式でも好まれます。式典壇上花にひまわりのアレンジメントを取り入れる際は、茎がしっかりしていて水の吸い上げが良いフレッシュな個体を選び、観葉植物のグリーンや涼しげな枝物を組み合わせることで、見た目にも涼やかで痛みにくい構成に仕上がります。また、直射日光が当たらない配置や冷房の風が直接当たらない位置への設置を事前に調整しておくことも助けになります。
・秋の催しや叙勲・卒業式に向けた花材選び
気候が穏やかになる秋には、深みのある色彩や趣のある枝物が活躍します。秋の叙勲壇上花の花材としては、伝統と気品を感じさせる大輪の菊やダリア、格式の高さを表す蘭類、あるいは紅葉した枝物などを取り入れることで、長年の功績を称える厳かな雰囲気を表現できます。また、大学の9月卒業式壇上花においては、秋の訪れを感じさせつつも、新たな旅立ちをお祝いするフレッシュで希望に満ちた華やかさが求められます。シックな秋色の中に、ホワイトやグリーンの清らかなアクセントを加えることで、格式と若々しさを両立させた装飾が完成します。
・追悼式における色合いとマナー
お祝いの式典とは異なり、故人を偲び功績を称える場においては、厳格なマナーが求められます。追悼式壇上花の色やマナーとしては、白を基調とした静かで品格のある構成が基本です。白のユリやカーネーション、菊、小花をメインにし、差し色を入れる場合でも淡いブルーやパープル、グリーンにとどめるのが一般的です。派手な原色やトゲのある植物、香りが強すぎる品種は避け、参列する方々の心に静かに寄り添うような落ち着いた佇まいに仕上げることが大切です。
大切な式典を引き立てるフラワーアレンジメントのポイント
式典全体のテーマや企業のブランドイメージ、会場の装飾デザインに合わせて、細部までこだわったフラワー装飾を施すことで、記念すべき一日がより深く記憶に刻まれます。
・会場全体のテーマカラーや照明との調和
式典のステージは、強いスポットライトが当たることもあれば、落ち着いた間接照明のもとで行われることもあります。ステージ上の背景の色や幕の質感、企業のコーポレートカラーなどに合わせた色合わせを行うことで、写真撮影や映像収録の際にも美しく映える空間が作れます。例えば、背景が濃い紺色や黒の場合は、ホワイトやイエロー、ライトピンクなどの明度が高い花が映えます。逆に白い背景の場合は、深みのあるグリーンや濃い赤、パープルなどを挿し色にすることで、全体を引き締める効果が得られます。
・個性的な草花やネイティブプランツで生み出す他にはない存在感
一般的なお祝いのお花だけでなく、少し個性的で記憶に残る装飾を検討されている場合は、質感豊かな草花やワイルドフラワーを取り入れるのも魅力的です。例えば、オーストラリア原産のネイティブプランツ(オージープランツ)などは、独特のフォルムと力強い生命力を感じさせ、ドライフラワーになってもその美しい形状を保つという特徴を持っています。定番のスタイルに少しだけモダンなニュアンスや自然の力強さをプラスしたい時に、こうした個性的な素材を混ぜ込むことで、参列者の目を引くオリジナリティあふれる装飾が実現します。
東京都三鷹市にある花屋「Welig(ウェリヒ)」では、こうした特別な日を彩るフラワー装飾やアレンジメント、お祝いのスタンド花など、お客様のご要望や式典の趣旨に合わせて一点ずつ丁寧に制作しております。三鷹周辺で式典のお花や特別な贈りものをお探しの際は、ぜひ店舗へお気軽にお立ち寄りいただきご相談ください。
・ご相談とご注文の流れについて
式典の壇上花や各種お祝い花のご相談・ご注文は、WeligのInstagram DM(@welig_mitaka)でのご連絡を推奨しております。具体的な会場の雰囲気やイメージ写真などのやり取りがスムーズに行えるためです。もちろん、お電話(0422-66-2280)でも承っておりますので、ご予算や日程、持ち帰りのご希望など、どのようなことでもお気軽にお問い合わせください。
大切な節目の行事だからこそ、準備段階からプロとしっかりイメージを共有し、参加される皆様の心に温かく残る素晴らしい式典を作り上げてください。


